KENWOOD  - FAQ(よくあるご質問)-
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  Q&A番号:97624
TS-590/590GをTS-890の外部受信機として使うには、どのように設定すればよいのですか?
以下のように、それぞれの機種のメニュー設定をおこなってください。


[TS-890S/D の設定]

メニュー[0-16] “PF B: Key Assignment” で "Mute (Sub Receiver)" を選択します。 
TS-890のPF Bキーでサブ受信機側(TS-590)の音声をミュートします。お好みのPFキーに割りつけることができます。

メニュー[3-10] “Lock Function” で "Tuning Control Lock" を選択します。
TS-890の同調ツマミをロックした場合でもTS-590からの周波数データを受け取れるようにするための設定です。(スプリット運用中は、誤操作で受信周波数を見失わないように同調ツマミのロックをお勧めします。同調ツマミをロックした状態でも、TF-SETキーを押し続けているあいだは同調ツマミによる同調操作が可能です。)

メニュー[3-12] “Split Frequency Offset by RIT/XIT Control“ で、"TX Frequency Offset while RX" を選択します。  
TS-890のRIT/XITツマミにより送信周波数を変更できるようにする設定です。連動して、サブ受信機側(TS-590)の受信周波数も変更されます。

メニュー[7-00] ”Baud Rate (COM Port)” で、"115200" [bps]を選択します。  
COM端子の通信速度の設定です。この通信速度以外では動作しませんのでご注意ください。

メニュー[7-04] “Quick Data Transfer” で、 "A(TX/RX)" を選択します。  
TS-890S/D をスプリット転送機能の送受信機側にする設定です。




[TS-590S/D/V, TS-590SG/DG/VGの設定]

TS-590S/D/V:メニュー[58]「スプリット転送機能」とメニュー[59]「スプリット転送DATAのVFO書き込み許可」の両方で、"ON" を選択します。
TS-590SG/DG/VG:メニュー[64]「スプリット転送機能」で、"A-SUB R" を選択します。  
TS-590/590Gをスプリット転送機能のサブ受信側にする設定です。"ON"、"A-SUB R"が選択されると、送信禁止状態になります。

TS-590S/D/V:メニュー[61]「COMポート通信スピード」で、115200bps を選択します。
TS-590SG/DG/VG:メニュー[67] 「COMポート通信スピード」で、115200bps を選択します。  
TS-590/590G側のCOMポートの通信速度の設定です。この通信速度以外では動作しませんのでご注意ください。通信速度を変更した場合は、電源を一度切って入れなおすことで内部の切換えが完了します。

TS-590/590Gシリーズをサブ受信機として使用する場合、事前にファームウェアのバージョンをご確認ください。

TS-590S/D/V:Ver.2.04以降、 TS-590SG/DG/VG:Ver.1.05以降

最新版のファームウェアは、以下のURLからダウンロードしてください。
https://www.kenwood.com/jp/cs/com/vup/
 

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【対象型名】
TS-590SG TS-590DG TS-590VG TS-590S TS-590D TS-590V TS-890S TS-890D