TS-890S/Dは、高温から内部回路を保護するため、本体の送信・受信にかかわらずファイナル部の温度を検知して、以下の様に冷却ファンの回転、及び送信出力を制御しています。
●サーミスタがファイナル部の温度上昇を検知すると、まず冷却ファンが低速で回転します。さらに温度が上昇した場合、冷却ファンは高速で回転します。
●検出された温度が異常に高い場合は、温度プロテクションが動作して送信出力が可能最小まで低減されます。
温度プロテクションが動作した場合、受信状態で本体の電源を切らずに冷却ファンを動作させて、内部の温度が低下するまでお待ちください。
本体の電源を切ると冷却ファンが停止するため、温度が低下するまで時間がかかります。