スピーチプロセッサーの効果が「Hard」の場合、平均送信電力を優先するため、圧縮率が上がります。「Soft」の場合、自然な音質を優先するため、「Hard」よりも圧縮率を抑えます。
このため、スピーチプロセッサーの「Hard」のポジションでマイクゲインやスピーチプロセッサの 入出力レベルの調整を行った場合、設定レベルによっては、スピーチプロセッサの設定を「Soft」にすると、スピーチプロセッサーがOFFの時よりも送信電力が下がる場合もあります。
このような場合、[MIC]ツマミでマイクゲインを低めに設定し、[PROC IN]ツマミでスピーチプロセッサーの入力レベルを高めに設定することで、「Soft」の時にも適度に圧縮がかかるようになります。
(取扱説明書 p.9-7)
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