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TS-590S/G/VからTS-590SG/DG/VGへの主な変更点は、以下のとおりです。
【外観・機構】 ・上下ケースの塗装、フロントパネル・キーの、塗装・印刷の色調とコントラスト、各ツマミの色調、メインダイヤルの色調と表面加工などを、TS-990Sのような仕上げに変更しました。 【回路】 ・LEDバックライトは、アンバーからグリーンまで、色調を10段階に設定可能です。 (従来は、アンバーとグリーンの2色切り換え。) ・ルーフィングフィルターを含む回路構成の見直しにより、受信性能(ダイナミックレンジやAGC特性など)がさらに向上しました。 ・アンテナ出力機能(メニュー設定でドライブ出力と切替え)を装備しました。(外部受信機の接続に便利です。) ・MULTI/CH ツマミを にプッシュスイッチ付に変更しました。プッシュスイッチにプログラマ ブルファンクションを割り当てることで、操作性を向上させました。 【機能・ソフトウェア】 ・モールス符号デコーダーを新規に搭載しました。13セグメント表示部にスクロール表示されます。 (ARCP-590Gでは、専用のウィンドウで文字列を表示。) ・プログラマブルファンクション機能が、従来の[PF A],[PF B] に加え、[RIT],[XIT],[CL]キーにも設定可能です。 ・SSBモードの受信帯域幅可変は、HI CUT/LO CUTに加えWIDTH/SHIFTに切替えも可能です。 ・DATA用PTTは、フロント/リアのPTTをメニューで選択可能です。 ・SSBモードの受信帯域幅可変は、HI CUT/LO CUTから WIDTH/SHIFTに切替え可能です。 ※以下の内容は、従来の TS-590S/D/Vへも「Ver.2 アップデート」(2015年1月29日公開)で追加されました。(下記以外の、ハードウェアの変更や、書き換えができないパネルCPUの機能に係わる部分は「Ver.2 アップデート」には含まれません。 ・クイックな設定ができる新スプリット機能(TS-990方式)を追加しました。 [SPLIT]キーを長押しすると、スプリット送信周波数設定モードになり、”SPLIT”表示が点滅します。 この状態で、例えばテンキーの[5]キーを押すと、5kHzアップでスプリット設定が完了します。 ・XITによるスプリット運用時、TF-SET中はメインツマミでもXIT周波数を変更可能です。 ・FINEのON/OFFがモードごとに設定可能です。 ・表示周波数が1MHz未満のときにFINE機能をONにすると、周波数表示を左に1桁シフトして、1Hzの桁まで表示します。(135kHz帯の運用などに便利) ・VFO A/BにFIL A/Bの状態を独立して設定可能です。 ・RX ANT機能が50MHz帯でも使用可能です。(HF帯と50MHz帯で独立して設定可能。)
・DATAモードで送信出力を独立して設定可能です。 ・ボイスメッセージ送信時のマイクゲインやプロセッサーレベルが、マイク送信時と独立して設定可能です。(オプションのVGS-1が必要。) ・RXイコライザー / TXイコライザーが、モードごとに設定可能です。 ・CWメッセージの消去がチャンネル単位でも可能です。 ・以下のボイスガイドアナウンス内容を追加しました。(オプションのVGS-1が必要。) 「送信メーターの種別」 「DRV OUT機能のオン/オフ」 「RIT/XITの周波数」 ・以下のPCコマンドを追加しました。 「VGS-1装着状態の読み出し」 「AI機能のバックアップあり/なしの切り替え」 「ボイスメッセージの消去」 「和文のモールス符号送出(国内向けモデルのみ)」 従来機 TS-590S/D/V への「Ver.2アップデート」につきましては、こちらをご参照ください。 https://www.kenwood.com/jp/products/amateur/hf_allmode/ts_590/ts590_update_j.html