TS-990S/Dは、高温から内部回路を守るため、送信・受信中にかかわらず、ファイナル部の温度を監視し、以下のように冷却ファンと送信出力を自動で制御します。

●ファイナル部の温度が約55℃に達すると、サーミスタがこれを検出し、冷却ファンが低速で回転し始めます。さらに温度が約65℃に達すると冷却ファンは中速で、約77℃に達すると、高速で回転します。
●温度がさらに高く(約93℃以上)なると、温度プロテクションが作動し、送信出力が自動的に最小限まで低下します。

※高温検出に関するメッセージがメインスクリーンに表示されているあいだは、本機背面の主電源(I/O) を切らないてください。

※本機背面の主電源（I/O）を切ると、冷却ファンが停止し温度が低下するまで時間がかかります。

(取説 p.4-2)