メールによるお問い合わせ
受信部の第一ミキサー回路とその後段の間に使用される、「Roof」(天井)に位置するフィルターを意味します。 目的信号に近接した妨害信号を、第一ミキサー回路に続く増幅回路の前段で取り除くことにより、近接の強力な妨害信号が問題となるような受信状況においても、第一ミキサー回路の性能を十分に生かしてクリアに信号をキャッチすることができます。 TS-990S/Dのメイン受信部、およびTS-890S/Dの受信部では、運用周波数・モードにかかわらず、5種類のルーフィングフィルター(帯域幅:15kHz / 6kHz / 2.7kHz / 500Hz / 270Hz)が、選択できます。(TS-890S/Dは、270Hzのルーフィングフィルターは別売オプションです。) TS-590S/D/V/SG/DG/VGの受信部、および TS-990S/Dのサブ受信部では、1.8 / 3 .5 / 7 / 14 / 21MHz帯の主要アマチュアバンドで、CW/FSK/SSBモード受信時、最終通過帯域幅が2 .7kHz以下のときに、通過帯域幅が2.7kHz、または500Hzのルーフィング・フィルターが自動的に選択されます。