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KNS メニュー [0] "KNS Operation (LAN Connector)" が "On(Internet)" ではなく "On(LAN)" になっていることが考えられます。
もし "On(LAN)" になっている場合は、インターネット経由で電源をOFFすることはできても、インターネット経由で電源をONすることはできません。
その場合は、KNS メニュー [0] "KNS Operation (LAN Connector)" を "On(Internet)" に設定してください。
【参考:"On(LAN)" と "On(Internet)" の動作の違いについて】
●"On(LAN)" に設定した場合:
電源OFF時には、消費電流を最小限にするため、TS-890内蔵の "Wake On LAN"用ICのみをONにしています。("Wake On Lan"とは、離れた場所の機器をネットワーク経由で電源をONする機能です。)
無線機を起動させるには、"Wake On LAN"用ICにマジックパケット(離れた場所の機器をネットワーク経由で電源をONするための信号)を送りますが、マジックパケットは通常はLAN(サブネット)の外側から(インターネット経由で)送ることはできないため、LAN経由だけしか TS-890S/Dの電源をONにすることはできません。
●"On(Internet)"に設定した場合:
電源OFF時でも、無線機は内部的にはコマンドを常に待ち受ける「スタンバイ状態」になっており、インターネット経由とLAN経由の両方からTS-890S/Dの電源をONにすることができます。
ただし、以下の様に消費電流は大きくなります。
(取扱説明書 p.4-1, p.15-3)
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